読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ベイマックスを観た感想(●--●)

徒然日記

この前、ベイマックスを観てきました。



『ベイマックス』本予告編


今回のディズニー映画はミュージカル風ではないので、普通の映画です。
只、子供向けに作られている為、分かりやすく作っている分深みがあまりありません。
下記のまとめサイトを見ていただければ分かりますが、ヒーロー映画です。


映画『ベイマックス』原作コミックとの違いまとめ メンバーは全員日本人 - NAVER まとめ


原作では、舞台は日本、主人公たちも全員日本人。
しかし、お国の都合で、混合人種のヒーロー達に変更。
只のアクションヒーロー物にしたくなかったのか、絆的な物を入れてベイマックスの設定も変えています。


マナは、泣かせるシーンを見てからずっとウルウルしてて、終わった後には「おかあさんだっこ~(⊃д⊂)」と言って、泣いてしまいました。


以下、ネタバレ込みの私の感想です。
辛口ですが、異論は受け付けてません。





ネットで検索したら、評判は結構いいようでした。
感動するとか、心温まったとか、涙が止まらなかったとか。
私は、日本版のPVだけしか見ていなかったので、心温まる系なのかと思っててそれほど期待していませんでしたが、話の途中から只のヒーロー物に代わってて驚きました。
それでは面白かったのかと言うと、正直な感想は「何か気持ち悪かった」です。



Big Hero 6 New York Comic Con Sizzle


3D技術は、ピクサーに負けないほどになっています。
日本に取材に行ったり日本人スタッフも協力しているので、色合いや質感も身近に感じました。
だからこそ、気持ち悪かった。
ベイマックスの世界の空想都市設定が「サンフランシスコ」「東京」を混ぜたものです。
アメリカ人が想像している日本風になっちゃってる感じがして、「うへぇ~」だったんです。
それが良いと思う人もいるでしょうが、私には受け入れられませんでした。
エセ日本って感じ。
中途半端に身近に感じるから余計に・・・。


電車にデカい提灯が付いてたり、橋のデザインに鳥居がブレンドされてたり、風力発電っぽいものが鯉のぼりのデザインだったり、招き猫のデザインのデカい看板があったり、バトルファイトで使われていたお金を入れるお盆が鍋だったり、窓を開けると無理やり目につく所に瓦屋根のアップが見えたり・・・使う箇所箇所でセンスが無いって感じちゃいました。


きっと日本で海外の街をオリジナルと混ぜて空想都市として作ったら、中途半端なものが出来て、向こうの国の人達からも「うへぇ~」って思われるのかなぁ・・・なんて考えちゃいました。


今回は、光の演出と物の質感が素晴らしかったです。
人の動きは、まだ微妙な所がありましたが。


問題は、シナリオです。
「あなたの心とカラダを守ります」ではなく「あなたの健康を守ります」だったかな・・・映画内では。
「兄がベイマックスに託した、驚くべき“使命”とは…?」とか日本では宣伝しているけど、別にそんな大げさな言い回しをするほどの物でもないです。
だって、土台がマーベラスヒーローズ系だから。
心の掘り下げ方が、弱いんですよね・・・。
お兄さんが死んでも、それほどダメージを受けてるように見えなかったし。
数日家にいたとか、背中を丸めて椅子に座らせてるだけじゃ、何か物足りなかった・・・。
きっとピクサーが作ったら、もっと見せ方が変わってそう。

実際に兄の死に関して、主人公がどう落ち込んでいるのか、どう向き合うのかが一番制作者達が悩んだ所らしいです。
ラセターさんがアドバイスして話が進んだそうですが、ディズニーじゃこれが限界だったように見えました。

兄の部分の掘り下げも少なかったので、ベイマックスを作った思いが強く感じず、もやもやしました。
悪者を捕まえよう→何故かヒーロー物の派手な格好に着替える・・・のに一切の抵抗を感じない大学生達とか、アメリカの人達っていうのは、あの格好になるのに抵抗感が全くないのでしょうかね・・・?
子供向けに、敵もワザとわかりやすく設定したはいいんだけど、結局一番不幸だったのがお兄さんのみという・・・。
泣かせる気満々のクライマックスと、分かりやすいオチで終わり、只のヒーローキャラのエンディング。
出来過ぎた設定とか、主人公の頭がいいのか悪いのかわからなかったり・・・。
敵に作品を盗まれたのに、力ずくでリモコンっぽいのを奪おうとするだけで、操作を無効にする機械を作るとか、もっと頭を使ってどうにかしたりしないのかなぁ・・・なんて思いました。
各キャラごとに得意技がありましたが、主人公だけありませんでした。
ベイマックスの上に乗るだけ。
命令はしてたけど、自分では一切戦っていませんでした。
仲間は、科学オタクバカなのに、何故か全員運動神経抜群。
お兄さんはベイマックスを作るのに相当の日数を掛けて苦労して作りましたが、天才の主人公がベイマックスに機能拡張をした時は、あっさり色々作っちゃいました。


ディズニーって、オリジナルの話を作るのが苦手なのかなぁ・・・?
アナ雪の問題とかライオンキングの問題とかもあったし。
ラセターさんがディズニー制作方法を大改造してピクサー風にしたのに、大勢で話し合って話を決めてもシナリオに深みを感じなかったのは、人材に恵まれていなかったのか、ワザとなのかどちらかとしか思えないです。


エンディングを見ている時に後ろに座ってる人が、グジュグジュに泣いていました。
映画を観終わった後に旦那と話したのですが、旦那にその事を話したら「泣く所なんてあった??」という反応が。
泣かせようとしている部分はありましたが、エンディングは普通でした。
そしてエンディングは、吹き替え版なのに日本語字幕付きの英語の歌でした。
日本語でいいじゃないか(´・ω・`)


【まとめ】

  • 3D技術は凄いね。人の動きは、まだ微妙な所があったけど。
  • 日本風の看板や小物の使い方が、色々センスが無く感じた。
  • 話に深みを感じなかった。心の掘り下げ方が弱い。
  • ご都合主義な話の進め方。
  • 子供に合わせたのか、展開が分かりやすすぎる。
  • 吹き替え版を観ていたのに、何故かエンディングソングが英語。(歌の元は日本語です)

※ここにある物の著作権は、「うっちょん」または「マナ」にあります。 無断転載等は禁止しています。
© 2002 ucchon    © 2014 mana