INSIDE 調査編 ~マインド・コントロール没ネタ・その1~「セルジー・ポントワーズ事件」

INSIDEの序盤から登場するタンクですが、データを解析した結果、その名前は「Albino mind Tank」だと判明しました。

タンクの名前
▲タンクの名前が判明。

人を操るシーンが何度も出て来ているのもあり、INSIDEとマインド・コントロールは切っても切れない関係だと確信。
そこで、マインド・コントロールについて調べる事にしました。


しかし、ネットで調べてもカルト的な話が多く、科学的な話の詳細がよく分からず。
それでも色々と調べた結果、どうやらマインド・コントロールの拡張」という本に詳細が纏められているらしいので、早速図書館から借りてみました。

マインド・コントロールの拡張

マインド・コントロールの拡張

【内容紹介】本書は最先端テクノロジーを応用したマインド・コントロールの全容を独自の調査により解明した画期的な一冊。これまで知られることのなかった〈催眠〉〈脳への電気的刺激・インプラント〉〈電脳波による誘導〉といった手法によるマインド・コントロールについて解明する。(Amazon内商品説明より)

この本は、説明内容通り「催眠」「電気刺激」「インプラント」「電磁波」に関して纏められていました。
各分類で纏められているので時系列が全体的にバラバラだった為、現在マインド・コントロール年表を作ってます。
実際の年数と実験内容を写真付きで説明している話もありますが、詳細が分からず憶測でしか纏める事が出来なかった話もあり、ネットで検索して詳細を確認しつつ取捨選択しています。


今回は、マインド・コントロールが関係していそうだが、科学的にはっきりとした調査報告が出ていない話」をブログで纏める事にしました。
ケネディ大統領暗殺もそうですが、中身が大きすぎるし国が資料を公開したので、その話は別の人に任せます。
今回の話は「セルジー・ポントワーズ事件」です。

「セルジー・ポントワーズ事件」で検索すれば分かりますが、UFOの話しか出て来ません。

【簡単な纏め】

  • 1979年11月26日の午前4時、荷物を車に運んでいたリーダー格のジャン・ピエール・プレボ(26才)とサロモン・ヌディエ(25才)と、車に乗っていたフランク・フォンテーヌ(18才)は、遠くを飛んでいた光る物体を発見。
  • ジャンが車に戻ってきた時に、車が霧のような靄に包まれている事に気付き、靄が上空にあった光るシリンダー状の飛行体に吸い込まれて消え、飛行体は飛び去った。
  • 車内を見ると、フランクが消えていた。
  • 警察に連絡したがUFOの話もしたので管轄外扱いされ、軍に回された。
  • 事情聴衆中に新聞社にも連絡したので、この話が世界中に知れ渡った。
  • 失踪した1週間後にフランクが発見されるが、失踪中の記憶が無かった。
  • 夢で見ながら思い出したと証言する失踪中のフランクの話と、頑なに催眠での調査を断るフランクに変わって受けたジャンの調査報告の内容が、UFO絡みの話だった。
  • 軍が調査しようとした時は、既にマスコミやUFO関係の団体が独自調査をしており、情報が汚染されていると判断して調査を断念した。(多分、誘導的な尋問で思い込みによる証言が混ざっていたのだろうと推測)
  • 証言の中に「公的な彼ら(ET)と地球人とのオープン・コンタクトが1980年8月15日に開始される」話があり、証言内容をジャンが本にしたのもあって世間が盛り上がったが、当日は何も起きなかった。
  • 3年後の1983年にジャンが、でまかせだと告白した。

「マインドコントロールの拡張」の本の中では、フランクも「逆行催眠を受けた」と説明がありますが、ネットで調べると「フランクは頑なに拒否した」という説明ばかり出てくるので、私は「催眠による調査はされなかった」と判断する事にしました。
1995年に発行された本なので、もしかしたら情報が古いのかもしれないと思ったからです。
催眠による調査に関してですが、問題はこの時代のフランスでの催眠技術は、どこまで発達していたのか?・・・という事。
刷り込みや思い込みが影響受けてしまう様なものだったら、この証言は「汚染」されていて当てにならない。
只、本の中の説明では、フランクがこんな事を話していたと書いてあります。(P69)

【フランクの話】

  • 霧状の物に包まれた車の中で深い眠りに陥った。
  • 目覚めた時には、実験室のような部屋の中にあるテーブルの上に裸で横になっていた。
  • そこで、何回も催眠・覚醒状態を繰り返した。

「記憶が無い」「催眠・覚醒状態を繰り返す」この辺りは、まさにマインド・コントロールが関わっているように感じます。
この事件の詳細は、以下のリンク先で説明されています。
ufojikenbo.blogspot.com
フランクが話した実験室の詳細も、挿絵付きで説明されていました。
しかしマインド・コントロールでは、偽の人格や嘘の記憶を刷り込ませる事が可能なので、「夢を元に思い出した記憶」で説明していた「宇宙人を連想する実験室の内容」は、真実ではないかもしれません。


この事件に関して表向きは虚言で終わりましたが、フランス空軍本部に事務所を持つフランス防衛相戦術技術局(Service Techniques des engines Tactiques)のスタッフが、コンピュータ科学者であり作家、UFO研究者でもあるジャック・ファブリス・ヴァレ(Jacques Fabrice Vallee)にこの件について語った内容を、本では最後に纏めてありました。
※詳細は、ヴァレが出した本「欺瞞のメッセンジャー」(Messengers of Deception)(1979年)に紹介されている。

【フランス防衛相戦術技術局の証言】(P71)

  • この事件は高度技術に関係した一部の者によって計画された。
  • この計画を知っていたのは、一閣僚を含む10人強の人間しかいなかった。
  • その目的は、軍事的・科学的・政治的なものであった。
  • これはあくまでも国内的なオペレーションであり、国際的な目的は持っていなかった。
  • フランクは催眠状態におかれ、強い暗示がかけられた。
  • 捜査当局は計画については何も知らず、彼らの事件への対応を観察する事も計画の目的の一つだった。
  • この計画の後には、さらに大きな計画が準備されていた。

この証言で分かる事は、フランクだけがマインド・コントロールの対象になっていた事と、捜査当局を巻き込んでの観察実験だった事ですが、目的もその後の大きな計画も分からないので、マインド・コントロールの年表には入れませんでした。
後、フランス防衛相戦術技術局の話の詳細を調べようとしましたが、私にはネット上では見つける事は出来ませんでした。
英語が読めたら、「Messengers of Deception」を手に入れて調べるのになぁ。


個人的には、マインド・コントロールという言葉そのものに「カルト的・オカルト絡み・胡散臭さ」を感じてしまいますが、出来る限り「科学的・国や軍の偉い人の証言・調査報告」がはっきり出ている物を汲み取って年表に纏める予定です。

年表を纏めている理由は、INSIDEは現実とファンタジーを絡めた作品であるので、ある程度INSIDEの年代設定の背景を知る為です。
設定されているであろうと予測した年代では、マインド・コントロール技術はどこまで発達しているのかが、一番知りたい事でした。

これだけで1つの動画が出来てしまいそうですが、こんな感じでINSIDEの世界を調査しています。
調査編が完成するまで、暫くお待ち下さい。


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