可視性の切り替え【3dsMAX2011】

オブジェクトの表示を、あるフレーム間だけOFF表示にしたい場合、MAXだとどうやるのか知らなかったので調べていました。
マテリアルで透明にすることもできそうですが、もっと簡単にやりたかったのでネットを検索してみると、オブジェクトプロパティにあるレンダリング制御」「表示」の横の数値で、見える見えないの設定をする事が出来ると解りました。

オブジェクトプロパティ
ここの数値は0(非表示)~ 1(100%表示)」で表されるようです。
アニメーションが可能なので、良かった~・・・と思っていましたが、ドープシートで「可視トラックを追加」しないとダメなようでした。
操作も、プロパティに数値を入れるかドープシートでいじるくらいしかなさそうなので、スライダにリンクさせて、そっちで簡単にON&OFFさせる事にしました。


BOX
▲まずは、BOXを用意。


可視トラック追加
▲トラックビューのドープシートモードで、可視トラックを追加。


スライダ
▲スライダを追加。ON&OFFなので、最少0~最大1設定で、スナップも1にしてある。


パラメータワイヤリング
▲パラメータワイヤリングでスライダとBOXの可視化をリンク。1-を入れてるので、スライダが0の時は可視化が1(100%表示)、スライダが1の時は可視化が0(非表示)


MAX上で確認
▲3dsMAX上で確認した所、1フレームから法線が逆に向き、25フレームで100%消えるはずなのにうっすら残っていた。


追記:完全に0と1のみで反応してほしいなら、アニメーションする側の設定で、実数コントローラを「オン/オフ」に変える必要があります。
これならキーを1つ打つだけで0か1しか返さず、0と1の間にフレームがあっても、前のフレームを見て0か1に変わっているので、フレーム間でカーブが出ることはありません。
画面右にある、モーション内のコントローラ割り当てに表示されないものでも、トラックビューで「コントローラ>割り当て>実数 コントローラを割り当て」が出来ます。


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